2023.04 .07

愛玩動物看護師 前田有紀

愛玩動物看護師 前田有紀

看護師になろうと思ったきっかけと
緑の森どうぶつ病院とのご縁について教えてください。

小学生の時犬飼っていたわんちゃんを連れていった動物病院で、動物看護師の存在を知り動物に関わる仕事を目指すようになりました。
動物病院ではなく、水族館に就職するつもりだったのですが母と話していく中で小動物臨床として、大切な家族を助ける仕事に就くことを決めました。その後ずっと飼っていたわんちゃんがお世話になった動物病院に就職することとなりました。
しかし24時間365日診察をしている動物病院だったため体力的に難しくなり、地域に密着した小規模の動物病院へ移り、その後山岸先生(札幌病院獣医師)との結婚を機に昨年先生の地元である北海道の地へ
今は、夫婦で緑の森どうぶつさっぽろ病院で働いております。

緑の森どうぶつ病院はどのような病院だと感じていますか?

1番最初に務めた病院は24時間365日やっていたので、とても来院数の多い病院だったのですが、一方で1匹1匹に向き合う時間がなく、とても忙しい病院でした。

2つ目の病院は、地域に根ざしたアットホームな病院だったので、みんなでコミュニケーションを取りながら時間を使い飼い主さんと動物たちと時間をかけてお話しができる病院でした。

緑の森動物病院は、どちらの要素もあります。多くの動物たちを救いながら、優しい空気が流れみんなで役割分担することで、飼い主さんや動物たちとも対話ができる病院な気がします。
数ヶ月前に旭川の病院から札幌病院へ移り、夜病院として飼い主さんと動物たちと交流していると、遅い時間にきて、「やっていてくれてありがとう」とおっしゃっていただける時に、助けを求めている声にできるだけ寄り添いたいと憧れていた自分のどうぶつ看護師としての原点に立ち帰ることができています。

動物看護国家試験を踏まえ、動物看護師のお仕事について教えてください。

オーナーさんと動物と会話するお仕事かなと。
飼い主さんが病院にいらしたら、お話を伺い治療に入り、薬を準備し、お会計し、お見送りまで、最初から最後までオーナーさんと一緒にいますね。
動物看護師の仕事をあまり知らない方も多いですが、自分で言うのも恥ずかしいですが、とても重要人物であるように思っています(笑)

国家資格になることのよって今までマイナーだった看護師の仕事が知られるようになったらいいなと思っています。

もちとん責任は大きいです。私は看護師になったばかりの頃、飼っていたフレンチブルドックが亡くなり、動物看護師の方に支えていただいたことにより、その時の記憶が今の看護師としての柱となってオーナーさんと向き合っうことができています。
亡くなる子が続きしんどくなる時もありますが、その度に自分自身が経験したからこそ、オーナーさんの気持ちを想い、より力になりたいと思い仕事をしています。