愛玩動物看護師 今泉多香子
看護師になろうと思ったきっかけと、緑の森どうぶつ病院とのご縁について教えてください。
元々、豊岡にあった富澤動物病院を引き継いで院長とリエさん(企画室長)が動物病院開院した時の最初のスタッフとして働きはじました。
それまで爬虫類などを扱うペットショップで働いていました。
小さい頃から犬、猫、鳥、カメ、魚、など様々な生き物を飼っていて、そうした生き物のお世話が大好きだったこともあり、動物病院の求人を見つけ応募しました。
当時、本田院長自ら教えてくださりとにかく必死に色々覚えました。大変でしたがやれることの幅が広いからこそ、やりがいにつながっていました。
人数も少ない中で大変でしたが、病気が治って、元気になっていく姿を見て、この仕事についてよかったなと思えるようになりました。
緑の森どうぶつ病院とはどのような病院だと思いますか?
最初、開院当初は動物病院としての最低限の設備しかなく、小さな病院でしたが、どんどん大きくなっていきました。でも大元は全く変わっていません。
開院当初はどんな業務も1人で行っていましたが、スタッフも増え役割分担がされていくと、どんどん仕事がしやすくなっていきました。その都度、自分がやらなければいけない仕事に集中できるようになっていきました。
また、リエさん(代表取締役企画室長)のスタッフを見る気持ちがいつもあたたかく、ここまで働いてこれました。それは、今でも変わっていませんね。
動物看護国家試験を踏まえ、動物看護師のお仕事について教えてください。
以前、若い看護師さんで犬が大好きで看護師になり、緑の森に就職した方がいました。でも、動物たちのうんちの処理を日々することにシュックを受けてしまっていました。単純に動物が好きだけで担える仕事ではないのかなと思っています。こうしたギャップは、動物看護師の仕事が知られていないから起きるのかなと思っています。
25年間動物看護に関わってきましたが、試験勉強をしていると全然知らない世界があることに気づきます。一方で、動物看護師の仕事は、勉強ではわからないことがたくさんあると思っています。
言葉の話せない動物たちと向き合うことは、その子の性格を読んであげながら、通じ合っていくこともとても大切です。
どうぶつたちが心を許し寄りかかってきた時は、どうぶつ看護師でよかったと思う瞬間です。もちろん、噛まれたりすることもあります。失敗して落ち込んでいるスタッフもいますが、必ずその経験が次に繋がる糧となります。