2023.04 .07

愛玩動物看護師 久保喬平

愛玩動物看護師 久保喬平

看護師になろうと思ったきっかけと
緑の森どうぶつ病院とご縁について教えてください。

幼い頃飼っていたわんちゃんが鎖を自分で外し脱走してしまい、車ではねられ怪我をしていたところを移動型の獣医療の先生に助けられた事がきっかけで、獣医師の存在を知り意識するようになりました。高校3年で進路を決めなければいけないタイミングで、改めて獣医療への道を考えましたが、高校最後までサッカーへ打ち込んでいたこともあり、獣医師への道には少し遅すぎ諦めましたが、動物医療への思いが強かったので親の反対を押し切り動物看護の学校へ進学しました。(笑)

就職当時、動物病院の中で、男性看護師を受け入れている動物病院が少なく、緑の森は男性看護師(井口さん)が働いている珍しい病院でした。
あと、夜間病院を通し救急対応など、夜遅い時間体力が必要な現場で働きたいと思っていて、旭川の中で、夜間救急を行っている緑の森に就職しました。
10年間夜間病院に携わっている中では、酔っ払いの方が来院し、タクシーに乗せたりすることもあったりと、幅広く様々な地域の方と関わりながら動物医療に関わることができました。

緑の森どうぶつ病院とはどのような病院だと思いますか?

入社当初から
動物ファーストで、飼い主さんに寄り添う動物病院であるように感じています。

そして経営者が、スタッフの目指している姿背中を押してくれます。
だからこそ同じ目標に向かって、私たちは動物たちにより良い医療を目指すことができ、常に向上心を持って働けます。
現場も気持ちが1つになり、雰囲気が良くなり、
そんな雰囲気が飼い主さんにも動物たちにも伝わり、いい循環が生まれているのかなと思います。

僕自身は、海外の医療現場を見に行く経験もさせてもらいました。
入社5年目の頃、アメリカとオーストラリアなど海外の動物看護の現場へ見にいきました。

オーストラリアでは、医療現場にあるリハビリテーションについて勉強し、技術を学んだことにより、旭神センター病院にリハビリ部門を院内に取り入れることができました!

動物看護国家試験を踏まえ、動物看護師のお仕事について教えてください。

国家資格になることで、動物看護師の仕事内容が大きく変わるわけではないです。資格がないと今まで、出来たことが出来なくはなりますが、、、
国家資格になることの変化としては、看護師の地位が向上に繋がる事が大きいと思っています。

欧米では、動物看護師の資格はずっと前から国家資格でした。そのため、獣医師と対等に働いています。国家資格になる事で、平均給与も少しは変わり、スタッフのやりがい、頑張るきっかけにもなったら、動物看護師たちが胸をはって働けていくのかなと思っています。

もちろん国家資格はゴールではないです
アメリカでは、人間の医療と同じように、獣医療も外科、内科、皮膚科、耳鼻科、循環器など細分化されています。

国家資格がベースになる事で、これから自分の得意分野で働く看護師も増えていくのではないでしょうか

今年は副院長という新たな立場から、意気込みがあれば是非教えてください!

今年は副院長という新たな立場から、意気込みがあれば是非教えてください!

看護統括長経ってから10年以上経ちますので、
副院長だからといって何か変わるわけではないので、意識していないですね。笑
これからも、動物とお飼い主さんに寄り添う医療に携われたらと思います。