2022.12 .07

緑の森どうぶつ病院25周年イベントを開催しました。

緑の森どうぶつ病院25周年イベントを開催しました。

緑の森どうぶつ病院25周年イベント

森会場にて、スタッフの家族も参加してくれました!!

9月17日から10日間開催された、緑の森どうぶつ病院25周年イベント。私たち緑の森どうぶつ病院は、開院25周年、NPO法人手と手の森発足から10年を迎えることができました。

どうぶつ病院という“バショ”から「どうぶつがどうぶつらしく幸せな生き方」を発信して参りました。

今回のイベントでは、「共に生きる」をテーマに人と動物の優しい関係からさらに、

こどもや自然とも繋げていくことでOne Health(人も動物も森の全体性の中で繋がって、みんなで健康である在り方)を描いていきたいと願い、動物愛護週間に寄せ開催。

動物の命と向き合ってきたからこそ見えてくる様々な社会問題に対し、「幸せな未来に向けて、私たちは何ができるだろう?」と問いかけ、緑の森スタッフ全員で考え作り出しました。

旭神センター病院で行われたOne Dayイベント

ドックラン会場にて、わんちゃんのマッサージワークショップ

その企画の中の1つである、旭神センター病院で行われたOne Dayイベントでは、たくさんの笑顔が溢れる、しあわせな風景が広がりました。

ドックラン会場で行われた、JAHA認定しつけインストラクターが中心となり企画した動物も飼い主さんも楽しく覚えるマナー学習では、たくさんの地域のわんちゃんが大集合しました。これから旭川から「動物と人が共に幸せに暮らすコツ」の発信の場となっていくためにこうし活動がイベントという形態で皆様にご紹介できる機会となったことはとても大切な時間であったと実感しております。手と手の森の活動の一つであるREADプログラムや、カフェデビュー講座など、終日ドックラン会場いっぱいになるほど盛り上がりました。

 

獣医師主催企画

ドックラン会場にて、榎戸先生によるセミナー

また、会場の中でも飼い主さんの関心が向けられたプログラムの1つが獣医師主催のプログラムです。いつも病院では、病気になってからしか飼い主さんと対話が生まれない事が多いですが、このような機会を通し大切なパートナーの健康獣医療の現場からお伝え出来たことは、緑の森どうぶつ病院と飼い主さんの繋がりをより強くしていく事ができたのではないかと感じております。

共ビバプロジェクト@ふれあいの森会場

ふれあいの森会場入口にて“森へ贈るアロマスプレーのペンダント”をプレゼント

そして私が 担当した、旭神センター病院の裏にある「ふれあいの森会場」では、まちに残る貴重な原生林を舞台に様々な方とコラボをし、森の時間をみんなで共有しました。自分自身も驚くほど森と繋がる事ができ、感動するシーンにもたくさん出会う1日となりました。

今回のメイン企画として、アロマセラピスト森禄子さんに作っていただいた“森へ贈るかおりアロマスプレー”を纏い過ごす森の時間は、いつも気にかけない匂いに感覚を研ぎ澄まし、私たちを取り巻く自然の香りを全身で感じる事ができました。ふれあいの森会場の森を感じ取って作っていただいたアロマを、スタッフ特製の小枝ペンダントに振りかけ、首から下げてもらいました。自然の中でかおりが調和し、自然と皆様も森とつながることが出来ました。

森を歩いていると、自然の中には様々な匂いがあることに気付かされます。

土のかおり、雨のかおり、風のかおり、生き物たちのかおり、動物たちのかおり、、、

匂いは、はっきりとした実態を感じられないですが、私たち生き物の情緒や行動に大きく影響を及ぼしています。

ここで出会ったこと経験、わんちゃんが森の中でリラックスしている景色、子供たちの笑顔 森の香りと共に、ここでの楽しい記憶として残っていたら嬉しいです。

お散歩に行く際、身近な自然のかおりを楽しんでみると共に過ごす動物たちの声に耳を傾けることにつながっていくのではないでしょうか。

 

東京→旭川
自然都市で、どうぶつたちと暮らす

今回この企画に至ったのは、私が東京から旭川に移住をし、自然と共にある暮らしの豊かさを日々実感しているからこそ、この自然の価値を多くの方と、どうぶつたちと、分かち合える場を作りたいと願い“共ビバプロジェクト”として始動しました。

動物にいざなわれ、森という自然の中で、共に五感を澄まして、愉しみ、学び、考えるイベントを今後も続けていきます。今回このふれあいの森会場では、木々の隙間に本棚を立てかけ森の図書館をイメージした空間づくりやフィナーレで演奏したピアニスト米田勝信さんによる森のコンサートを行うなどをし、ふれあいの森を1つの「場」としてデザインしました。

自然都市旭川で、私たちを自然へ導いてくれる動物たちと共に私たち人間も、自然の中でこそ人らしくある生き方ができるのではないでしょうか。森は、心を整える美しい空間、多様な生命の総体です。その森の中と、人と、そこに生きる様々な命を“One Health”として、尊び守っていく未来をここ緑の森から紡いでいきます。

 

text by 吉見 季里子