さっぽろ病院　よるmoクリニック院長　山岸　潤一（やまぎし　じゅんいち）

獣医師になるきっかけについて教えてください！

生き物全般が好きでした。幼い頃はうさぎを飼っていました。他のどうぶつも飼いたかったのですが、転勤が多かったことなどから飼えませんでした。高校に上がった時に一軒家に引っ越しやっといぬを飼えました。幼い頃から変わらず、どうぶつへの思いが強かったので、動物関係の仕事へ就きたい考え獣医師の道を選びました。

先生の獣医領における得意分野（もしくはより専門性を高めたい分野）を教えてください。

大学では、眼科を専攻して学んでいたので他の先生よりは診れるかなと思います。また、学生時代の師匠が開業し、北海道で獣医をしているので困った時はいつでも聞けて安心です。

また、以前の職場が本州の民間2次病院で、腫瘍科にいました。腫瘍を選んだのは、自分にとって1番わからない分野だったからです。外科内科全てをオールマイティに勉強しました。大変でしたが、医師としての大切な経験を積むことができました。

今後の目標ですが、癌学会の認定医もこれから取っていけたらいいなと考えています。

どんな獣医療を理想としていますか。

飼い主と動物にとって最適な診療をしたいと考えています。押し付ける治療ではなく、一緒に考えることを大切にしています。

さっぽろ病院は、多様な飼い主さんがお越しになります。その際にたくさんの検査をして、お金をかけて手術をすることが時に、正解ではないこともあると思っています。

いつも一緒にいる飼い主さんの声に耳を傾け、しっかりと問診の時間をとりながら、最適な診療が判断できる獣医師であることを心がけています。