2024.03 .01

櫻井 愛美 (さくらい よしみ)

櫻井 愛美 (さくらい よしみ)

獣医師になるきっかけについて教えてください!

小さい頃からどうぶつに囲まれていました。飼っていた生き物は言い切れなく、ベランダでトカゲがひなたぼっこをしていたり、リクガメが家を歩き回っていたり、ワニもいました。哺乳類、鳥類、爬虫類、ありとあらゆる生き物と暮らしていました。
また、家族が人の医療従事者だったことがあり、医療とどうぶつが常に結びついたため、獣医療へ進むことは小学生の時から迷うことなく進みました。最初日本獣医生命科学大学の看護学部に進みましたが、そこから医学への想いが強くなり、酪農学園大学の獣医学部に編入をし、卒業しました。

先生の獣医領における得意分野(もしくはより専門性を高めたい分野)を教えてください

まだ4年目になので、得意分野というものはないのですが、これから東洋医学に挑戦していきたいと思っています。私は、元々看護にいたこともあり、外科をがんがんやっていきたいというよりも、全体的な医療を学びながら、身体的、精神的どちらも支える緩和ケアに力を入れる獣医師になりたいと思っています。

どんな獣医療を理想としていますか。

誰一人として置いてかない医療を目指しています。

先走しってしまう医療をしたくないですね。獣医師は、どうぶつを診察している中で、何が必要かが大体見えますが、それがはたして飼い主さんが求めていることかはかわかりません。そのため、オーナー様にできる限り寄り添えるようにしています。

診察の中で自分の勉強不足で、わからないことはおきないようにしていますが、病院の設備や力量でリスクがある場合は大学病院を紹介するようにしています。確実な医療を行えるように連携をとっています。一方で大学病院に任せっぱなしにするのではなく、私は私でアフターケアなどここでできるサポートを行えるように心がけています。